【樫本大進&小菅優&クラウディオ・ボルケス トリオ金沢公演】
7月4日 赤羽ホールにて 【昌代先生】
2年前の前回に引き続き、今回も世界レベルのこのコンサートの譜めくりを務めさせていただきました。
最近世界レベルのプロの譜めくりをさせていただく機会が多く、痛感しているのが、あまりゲネプロでは弾かない!ということ。
なので、リピートなどの譜面上の確認だけし、あとはぶっつけ本番。。。
今回特に印象に残ったのは、武満徹の作品でした。
ただでさえ、現代邦人曲は変拍子で拍感なく難しいのに、ピアノパートだけの譜面にもかかわらず、3段譜から始まり、途中で4段、さらに5段譜へと変化していく特殊な楽譜でした。
譜めくりは、演奏を耳で聴きながら楽譜の「音の形」を瞬時に読み取り、演奏者の呼吸に合わせて行います。
しかし、4段、5段と段数が増えると、一瞬で情報量が何倍にもなり、脳がパニック🌀起こしそうになりました。
その反面、音の重なりや響きを、これほどまでに緻密に楽譜へ描き込む世界。 譜めくりをしながら、その奥深さに何度も感動しました。
そして、世界最高峰の演奏家の皆さまの音楽を間近で感じながら、その一瞬一瞬に集中した時間は、何ものにも代えがたい貴重な経験となりました。
この貴重な経験を、これからの演奏や指導にも生かしていきたいと思います。